平成20年5月2日金曜日

I love Ochanomizu. (1)

大好きな街の案内をしますね。先ずは、御茶ノ水です。住人であったことはないのですが知人が何人もいるし、懐かしくて居るだけでほっとするすばらしい街ですよ。

最初は、ニコライ堂です。
JR御茶ノ水駅には2箇所の出口がありますが、秋葉原寄りで出ます。そのまま道路に沿ってでもいいし、少し駅中央に寄ってから南進しても同じですが、所要時間1分です。

ニコライ堂の正式名称は東京復活大聖堂教会というそうです。ニコライ堂の名称は幕末にロシアから来日して日本ハリストス正教会を樹立したニコライ大主教に由来するとのこと。正教会は東ローマ帝国起源のキリスト教教会です。明治17年に起工し、明治24年完成。当時日本には専門の技師がいなかったので、ロシアの工科大学の方が設計し英国人が工事を監督したもので、聖堂の高さは35メートル、建坪318坪、壁の厚さは1メートルないし1メートル63センチもあるそうです。建築様式はビザンチン式とよばれ、西欧のゴシック式の教会堂と違って中央にドームがあります。外部から見てもとても壮麗ですね。ニコライ堂の鐘楼には大小6つの鐘があります。ロシアにはこの建築様式が多いですね。宗教が同じということでしょうか。日本の重要文化財は木造が多いのですが、ここは石造の重要文化財です。1992年からおよそ9年の歳月を費やして修復が行われました。写真に見える十字架もそのときに修復されたものです。中に入ったことがないのですが、聖堂のなかのシャンデリヤなども実に美しくなったそうです。
昔、英語の講座が開講されていました。私もせっせと通った覚えがあります。

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