平成20年9月25日木曜日

My favorite walking course.



 お気に入りのウォーキングコースがあります。ただ、毎日いけるわけではありません。ここの江戸川土手まで家から2kmはあるから、Week Dayは来る時間がありません。休日で雨の降らない日。更に言うと、あまり陽射しの強くない日。だから、なかなかベストの日はありません。でもだからこそ、歩ける日は本当に嬉しい。 
 大きな河なので、野球場、サッカーグラウンドが次々に続きます。彼方の対岸はゴルフ場になっています。緩やかに湾曲していて、土手に立つと3km先まで見通せるのです。


  夕暮れ、ずっと下流のほうまで行くと白く塗られたボートがたくさん係留されていて、ユリカモメが群舞しています。空は茜色から淡い群青に染まっていく秋の雲。遠い記憶の中でいつか見たような大きな太陽が沈んでいきます。混じりけのない朱色を見ることができます。
 これだけでも偉大なる自然なのに、あの朱色とは巨大なガス体で、あの光も中心部の核融合反応に由来していると思えば、自分が今まさに宇宙の神秘に対峙しているという思いに打たれます。
 そして家々に灯がともり、勤勉な主婦が夕餉の支度をしているであろう生活の営みが感じられる時、宗教的でもないのに宗教的な気持ちにならざるを得ません。
人々に歓びを、そして世界に平和を。

平成20年9月18日木曜日

ランニングマシーン

 オリンピック選手は自分の体をコントロールするプロで、それとは及びもつかないことですが面白い体験をしています。
近くにジムがあって、時々行きます。ストレッチを十分にして、十分に時間をかけすぎるからウォームアップを過ぎてクールダウンになってしまいます。だから次は自転車に10分ほど乗って体を温めてからウェイトトレーニングに入ります。マシンはあれこれあるから、使えるところをまわって、体の上から下まで一通り。上腕二頭筋だの脊柱起立筋だの、理屈が先にたちすぎるのは僕の生来の悪弊です。このあとランニングマシンというのがルーティンになっています。ランニングは一部で、歩きつづける方が多いです。シャワーもあるから結構な爽快感と共に帰るわけです。
 ジムのほかに野外を歩くのも好きで、お気に入りのコースがあります。利根川の大きな支流の広々とした緑の河原を見ながら土手に沿って往復6~8キロの行程です。歩いたり走ったりします。ランニングマシンでは8キロは走れません。走ったとしてもまるでネズミになったようでもあり苦痛です。
 ところが広々した河原を見ながら歩くと、苦もなくこなしてしまいます。さやさやと鳴る草の上を歩くと、汗でびっしょりになるのが嬉しいという気になります。
 勿論、自然の中にシャワーなんてありませんけれど、風に吹かれて体が乾くのが爽快ですね。結局、どうしようと人工的な環境は自然の大きさにはかなわないのです。
 そんなこともあって、近頃は野外のウォーキングからとても健康的な楽しみを見出しています。歩いていると、同好の士が多いことにも気づきました。同じ楽しみを見出しているのでしょうね。