JR御茶ノ水駅の西口を出てそのまま緩やかな坂を南に3分。明大を過ぎるとほぼ直交するように靖国通りにぶつかり、ここが駿河台下。右手に三省堂書店の高いビル。三省堂書店の南側から、靖国通りとほぼ平行して始まるのがすずらん通り。すずらん通りを50メートルくらい進んだ左手に、この写真の「東京堂書店」があります。
何でご紹介したかというと、本の選び方がとても良いのです。1Fは一般雑誌や文庫だから個性を特別に感じるということはないのですが、2F以上に上がると各分野ごとに、自分が読みたかったのはこんな本なんだというものがあります。評論家の立花隆さんが、目利きが本をそろえているとどこかに書いていましたが同感です。東京堂書店は以前、上のほうの事務階までが書籍売り場だったのです。ソファも置いてあり、座って読んだりもしていました。それが学校帰りの生徒の使い方が良くなかったのか、あるいは他の理由なのか、この階は事務用になってしまいました。5月中旬、数日閉鎖して店内を変えるとのこと。再開を楽しみにしています。5月31日はすずらん祭りがあり、この通りが賑やかになります。もちろん僕も行きます。
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