お気に入りのウォーキングコースがあります。ただ、毎日いけるわけではありません。ここの江戸川土手まで家から2kmはあるから、Week Dayは来る時間がありません。休日で雨の降らない日。更に言うと、あまり陽射しの強くない日。だから、なかなかベストの日はありません。でもだからこそ、歩ける日は本当に嬉しい。
大きな河なので、野球場、サッカーグラウンドが次々に続きます。彼方の対岸はゴルフ場になっています。緩やかに湾曲していて、土手に立つと3km先まで見通せるのです。
大きな河なので、野球場、サッカーグラウンドが次々に続きます。彼方の対岸はゴルフ場になっています。緩やかに湾曲していて、土手に立つと3km先まで見通せるのです。
夕暮れ、ずっと下流のほうまで行くと白く塗られたボートがたくさん係留されていて、ユリカモメが群舞しています。空は茜色から淡い群青に染まっていく秋の雲。遠い記憶の中でいつか見たような大きな太陽が沈んでいきます。混じりけのない朱色を見ることができます。
これだけでも偉大なる自然なのに、あの朱色とは巨大なガス体で、あの光も中心部の核融合反応に由来していると思えば、自分が今まさに宇宙の神秘に対峙しているという思いに打たれます。
そして家々に灯がともり、勤勉な主婦が夕餉の支度をしているであろう生活の営みが感じられる時、宗教的でもないのに宗教的な気持ちにならざるを得ません。
人々に歓びを、そして世界に平和を。
これだけでも偉大なる自然なのに、あの朱色とは巨大なガス体で、あの光も中心部の核融合反応に由来していると思えば、自分が今まさに宇宙の神秘に対峙しているという思いに打たれます。
そして家々に灯がともり、勤勉な主婦が夕餉の支度をしているであろう生活の営みが感じられる時、宗教的でもないのに宗教的な気持ちにならざるを得ません。
人々に歓びを、そして世界に平和を。