平成20年11月20日木曜日

黒部から室堂へ (その2)

室堂までは地上ケーブルと空中ケーブルを乗りつぎます。これこそ快晴と言うべき、将に快晴。陽の光で目を開けられないほどでした。高度を増していくと一気に眺望が開け、周囲から感嘆の声が上がります。昼近くでもあったので途中下車して、日陰をウロウロと探して昼食。



こういった場所はどこでもそうなのですが記念写真を後日送付する商いがあって、団体客は自分の運命も知らずに屠場につれてこられた鶏のように、華やいで整列します。カメラ係のお兄さんが一万回も繰り返したであろう香気の失せたジョークを感慨もなくしゃべくると、そのつど観光客がどっと沸く。見ていると、その落差のほうがよっぽどおかしい。室堂は混んでいました。なるほど、ここから日本の屋根に向かうのだなと山々を眺めて堪能して来ました。

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